【CAREER Week25】その人事異動って必要?
日本には古くから根付いている働き方についてのルールみたいなものがございます。
その代表的なので大きく分けて3つあり、終身雇用・新卒一括大量採用・人事異動といったものがあります。
このキーワードは就職活動する時に意識するワードでもありますが、ではなぜこのようなルールのようなものが生まれたのでしょうか。
今回はその中でもこの時期に最も多い【人事異動】について書いていきたいと思います。
■人事異動
日々の仕事も順調で「これから!」っという時に辞令を命じられたらどういう気持ちになりますか?
ミスをしたなら責任を取って退くならまだしも順調なのに…。
あと少しで更に実績が詰めるのに…。
これから益々面白くなってくる時なのに…。
会社はなぜ?いきなり取り上げるようなことをするのだろうか。あえてモチベーションを下げることをするのだろうか。
経営者・人事は何も分かっていない・見ていない。のでは…
そもそも、人事異動って何のためにあるのか?望んでいる人以外の人事異動は果たして意味があるのか?
社員の得意分野でできるだけ長く働かせる方が会社の利益になるのでは?
会社は個者の働きぶりをどれだけ把握しているのか?
社員を将棋の駒みたいに扱う会社はブラック企業では?
【人事異動は日本特有】
人事異動は日本特有で他国アメリカの企業では人事異動なんてそもそも存在しない。
アメリカは現場の意見が強く人事の権限が弱い傾向がある、且つ会社に入るシステムがそもそも日本とでは大きく異なります。アメリカは資本主義のため何をするにしても実力主義・資格重視なのです。
jobチェンジしたいのなら会社を辞め資格を取得。その後、再就職となります。他方で日本は営業から総務へなど畑が違う仕事に就くことも。
アメリカ型はスペシャリスト人材(専門職)。だからアメリカは転職することについて駄目といった意識が薄く、会社への帰属意識よりも自身のキャリアを優先し転職を繰り返しながらキャリアアップしていく傾向があります。
【異動しない場合のメリット・デメリット】
ひとつの部署で長く仕事を続ければ、その分野の専門家として育っていくのは間違いない。
仕事は効率を覚え楽になっていくことも。他方で新しいことに気付きにくくなりルーチンワークに陥りやすくなる傾向があります。結果的に視野が狭く、長い経験のエゴから自分たちのやり方を変えれなくなります。
また、社内の全くの異文化を持った人を参入させることで停滞状態を打破させることが可能になる。
異なる感性や経験から化学反応が起こり、古い体質から自由な発想が生まれる。結果的に部署・会社を大きく変えるチカラが生まれることもあります。
☛まとめ
人事異動は新しい部署に就くことで仕事に迷惑をかけたり、作業ができないことに不安になることもあるますが、
「知らない(できない)」ということは無知ではなく、逆に一番のチャンスなのです。
【無知を恐れず挑戦した人が成功の近道】
会社側は異動させることで刺激を与え別の能力を引き出したい。
新しい自分を見つけ出してほしいという想いが実はあります。異動は人財育成の一環で、当事者は今までの仕事を否定された気になりますが、実は異動は前向きな理由があったのです。知らない道を楽しむ。この気持ちが社員一人ひとりに大事なのかもしれませんね。
自分は知っているから。と思ってしまうと勉強しなくなります。知らなければ新しいことを覚えるように勉強します。
いつまでもその気持ちを忘れなければ、常に成長し続けることが可能になります。
知っていることだけで勝負すると、すごく狭い視野で勝負することになるます。
実際に人事異動やルーチンワークに課題感を感じているのであれば、安心して新しい仕事に気持ちを向けてみてください。新しいことを知るのは成長するとうことですから。
☛おさらい
人事異動の主な目的は主に2つ。
■化学反応と成長促進である。
【最後に】
話だけでも聞いてみようと思われた方は、是非、弊社のホームページよりご連絡をお待ちしております。
【CAREER Week25】HOPE.TAKENAKA