コラム コラム
2020.07.30 #HOPEから学ぶ

【CAREER Week20】資格という武器(アイテム)

☛コンサルタントからメッセージ

突然ですが、資格は何のために必要ですか?「資格があると就職・転職に有利だから」「資格があると職に困らない」など個者で考え方も様々。実際に求職者面談をしていると、いろんな資格を保有している方も多く見受けられます。その中で大半の方は資格を活かした職に就きたいとお考えになられます。ですが、実際は資格を活かした職に就いていない方も多く見受けられます。

資格を活かした転職とは何なのでしょうか?資格が「ある」のと「ない」のとではどう違いがあるのでしょうか?実際の求職者の面談を介して私なりの解釈は以下になります。

資格はロールプレイングゲーム(RPG)で例えるとクリアするためのいろいろなアイテムだと思って頂くと分かりやすいかと思います。

アイテムを探す(就職に有利な資格を探す)→レベルを上げる(取得に向けて知識を蓄える)→苦労して宝箱を手に入れる(資格取得)→いざ、ラスボス探す(活かせる求人を探す)→ラスボスと戦う(面接)→GOAL

※アイテム(資格)は集めるためにではなく、使うためにあるものです。使い方を間違えると、せっかく苦労して取得(集めた)アイテム(資格)も全く役に立たなくなってしまいます。

例えば、RPGゲームで特別な部屋に入るためには鍵が必要であったりと。先に進むためには必要不可欠だったりもします。それと同じで「医者・弁護士・会計士」などの資格は働くためには必ず必要なもだったりもします。わざわざ苦労して手に入れる価値のあるアイテム、それが「資格」なのです。

それ以外の資格は鋼の鎧・鋼の剣みたいなもので、いざという時に役立つかもしれないが、なくても問題がなかったりもします。多くの求職者の中には、鋼の鎧や剣などのアイテム(資格)を集める(取得)することで安心している方も多く見受けられます。アイテム(資格)を取得しても使わなければ持て余すだけなのです。

RPGゲームの最終目標はクリア(ラスボスを倒す!)こと。沢山の敵と戦い、強くなり、ボスを倒しにいく。RPGゲームも転職活動も大きな大差はなく、成功している人は資格を持っているから成功しているのではなく、資格という武器を有効活用し、仕事を通じていろんな場数を踏みチャレンジし、目標へと向かっているから成功しているのです。

資格をもっているからと限定すると余計にゴールが見つからなくなります。資格は有効活用することに意味があります。資格のための仕事ではなく、今の仕事にどう資格を活かすのかを考え行動すると仕事の幅も広がり結果的に昇給・昇格にも繋がるはずです。

話だけでも聞いてみようと思われた方は、是非、弊社のホームページよりご連絡をお待ちしております。

【CAREER Week20】HOPE.TAKENAKA